箱根駅伝の白バイ隊員がトイレに行きたくなったらどうする?先導中に交代できる?

箱根駅伝の白バイ隊員がトイレに行きたくなったらどうする?先導中に交代できる?

お正月の箱根駅伝を見ていて、選手の前を走る白バイ隊員が「トイレに行きたくなったらどうするんだろう?」と気になった人も多いはず。

長時間の先導任務、実は途中で交代できる仕組みがあります。
警視庁と神奈川県警の連携プレー、そして白バイ隊員の過酷な任務の裏側についてまとめてみました!

白バイ隊員の方のトイレ事情が気になる方は最後までチェックしてみてくださいね!

箱根駅伝の白バイ隊員がトイレに行きたくなったらどうする?

結論から言えば、白バイ隊員は途中で交代する仕組みがあるため、トイレ問題はある程度回避できます。
ただし、担当区間の長さや交代タイミングによっては、基本的に我慢することになります。

箱根駅伝は東京・大手町から箱根・芦ノ湖まで217.1kmを10区間で走る長距離レースです。
箱根駅伝のレースを先導する白バイ隊員は、警視庁と神奈川県警が管轄を分担しており、都県境の六郷橋で引き継ぎが行われます。
この交代システムによって、一人の隊員が長時間連続で走り続ける負担は軽減されています。

白バイは何台配置されてる?それぞれの役割は?

先導白バイと警備白バイ

箱根駅伝では複数の白バイが配置されており、それぞれに明確な役割があります。
先頭の選手を直接先導する「先導白バイ」と、レース全体の安全を確保する「警備白バイ」に大別されます。

先導白バイは選手の約15〜20メートル前方を走行し、コースの安全確認や交通整理を行います。
一方、警備白バイには「固定」と「遊撃」の2種類があり、固定は各順位の選手に張り付いて走行し、遊撃はレース状況に応じて自由に位置を変えながら警備にあたります。

選手の前を走る先導の重要性

先導白バイの役割は単にコースを先導するだけではありません。
選手が安全に走れるよう、沿道の観客に注意喚起し、交差点では車両の進入を制止します。
また、選手との距離を一定に保つことで、排気ガスの影響を最小限に抑える配慮も求められます。

長時間バイクに乗り続ける過酷さ

白バイの車重は約300kgあり、これを低速で安定して制御し続けるのは高度な技術が必要です。
通常の巡回とは異なり、選手のペースに合わせて低速走行を維持するため、常にリアブレーキを微細に効かせる「引きずりブレーキ」という技術を使います。
この操作を数時間続けるのは、体力的にも精神的にも大きな負担になります。

白バイは途中で交代する!警視庁と神奈川県警

都県境で管轄が変わる仕組み

箱根駅伝のコースは東京都と神奈川県を跨ぐため、警察の管轄も途中で変わります。
往路1区および復路10区を警視庁が担当し、その他の区間を神奈川県警が担当します。

鶴見中継所付近で引き継ぎ

具体的な引き継ぎ地点は東京都大田区と神奈川県川崎市を結ぶ六郷橋です。
ここで警視庁の白バイとパトカーが任務を終え、神奈川県警の車両へと交代します。
この様子は「白バイの襷リレー」として、駅伝ファンの間では恒例の見どころになっています。

往路では神奈川県警から警視庁へ、復路では警視庁から神奈川県警へと、選手とは逆方向のバトンタッチが行われます。

警視庁は約20km、神奈川県警は約80km担当

警視庁が担当する1区の距離は約21.3km、10区は約23.0kmです。
一方、神奈川県警は鶴見中継所から先の2区〜9区までを担当するため、往路・復路それぞれで約86km、合計約172kmを受け持ちます。

さらに神奈川県警内では、第一交通機動隊が鶴見〜平塚間(2・3・8・9区)、第二交通機動隊が平塚〜芦ノ湖間(4・5・6・7区)を分担しています。

交代があるからトイレに行きやすい?

区間ごとに担当が変わるメリット

警視庁から神奈川県警への交代、さらに神奈川県警内でも第一・第二交通機動隊での分担があるため、一人の隊員が担当する距離は比較的短くなります。
この仕組みにより、任務終了後にトイレ休憩を取ることが可能です。

でも神奈川県警の区間は長い!

しかし、神奈川県警の担当区間は決して短くありません。
特に第二交通機動隊が担当する箱根の山区間は、平塚中継所から芦ノ湖まで約40km以上あり、選手のペースを考えると2〜3時間の連続走行が求められます。

実際、2023年の箱根駅伝で3区途中から往路ゴールまでを担当した神奈川県警の坂元昭子巡査は、3時間以上の先導を行ったと報じられています。
この間、基本的にトイレ休憩はありません。

それでも基本は我慢?

結論として、交代システムはあるものの、自分の担当区間内では基本的に我慢することになります。
そのため、白バイ隊員は事前の水分調整や体調管理を徹底し、任務中にトイレに行かなくて済むよう準備します。

白バイ隊員は事前にどんな対策をしてる?

出発前の水分調整

白バイ隊員は、任務前の水分摂取量を慎重にコントロールします。
脱水症状を避けつつ、頻繁にトイレに行かなくて済むバランスを考えた調整が必要です。
長時間の集中力を維持するため、体調を万全に整えることが最優先されます。

体調管理と訓練

箱根駅伝の先導が決まると、選手との距離を約20mに保つ特殊な訓練が行われます。
バックミラーにテープを貼り、その位置に常に選手を捉えながら走行する練習を繰り返します。
また、低速走行時のリアブレーキ操作や、沿道の安全確認など、実践を想定した訓練を積みます。

日常的にはオンロード・オフロードでの走行訓練、ジムでのトレーニングなど、体力と技術の両面で鍛錬を続けています。

警察官としてのプロ意識

白バイ隊員は任務中、片手運転が禁止されています。
顔が痒くても、寒さで震えても、くしゃみが出そうでも、我慢して集中力を維持します。
体の軸を動かさず、目だけを動かして周囲360度を常に観察する高い注意力が求められます。

この徹底したプロ意識があるからこそ、トイレに行きたくなるような状況を事前に回避し、任務を全うできるのです。

白バイ隊員に選ばれる基準は?

運転技術と体力が必要

白バイ隊員になるには、警察官採用後に約40日間の厳しい訓練を経て、一定の技術基準をクリアする必要があります。
白バイ隊に属しているだけでも一定の技量が保証されていますが、箱根駅伝の先導はさらに厳選されます。

箱根駅伝の先導は名誉ある任務

箱根駅伝の先導を担当できるのは、白バイ隊員にとって大きな名誉です。
選抜方法は警視庁と神奈川県警で若干異なりますが、基本的には上司の推薦が必要で、日頃の勤務態度、訓練の様子、高いライディングテクニックが評価されます。

また、全国白バイ安全運転競技大会で優勝・入賞した隊員が選ばれることも多く、技術・知識・人格が特に優れていると判断された隊員のみが担当できる狭き門です。

警視庁と神奈川県警の精鋭が担当

先頭の選手を導く先導白バイには、特に高い技術を持つ隊員が配置されます。
過去に全国白バイ安全運転競技大会で総合2位に輝いた女性隊員が、白バイ乗車歴わずか3年で箱根駅伝の先導に抜擢された事例もあります。

過去にトラブルやエピソードはある?

箱根駅伝の白バイ先導において、重大なトラブルが公に報じられた事例は見当たりません。
これは、白バイ隊員の高い技術とプロ意識、そして入念な事前準備の賜物です。

一方で、選手が脱水症状を起こした際に白バイ隊員がサポートした事例や、沿道の観客が飛び出しそうになった際に素早く静止した場面など、白バイ隊員の機敏な対応が選手の安全を守ったエピソードは数多く存在します。

また、白バイ隊員の中には「子供の頃に箱根駅伝の白バイを見て、白バイ隊員になるのが夢だった」という人も多く、箱根駅伝の先導任務は、隊員にとって夢を実現する舞台でもあります。

まとめ:箱根駅伝の白バイ隊員、都県境を越えた連携プレー!

箱根駅伝の白バイ隊員について、この記事で分かったことをまとめます。

要点まとめ
・白バイ隊員は警視庁と神奈川県警が管轄を分担し、六郷橋で交代する ・警視庁は約20km、神奈川県警は約80kmを担当する
・交代システムがあるため、一人の担当距離は比較的短い
・それでも神奈川県警の区間は2〜3時間の連続走行が必要
・事前の水分調整と体調管理を徹底し、基本的には我慢する
・箱根駅伝の先導は、技術・知識・人格が優れた隊員のみが選ばれる名誉ある任務
・重大なトラブルは報告されておらず、高いプロ意識で任務を遂行している

白バイ隊員の徹底したプロ意識と、都県境を越えた警察組織の連携プレーが、箱根駅伝の安全な運営を支えています。
選手の活躍の裏には、こうした縁の下の力持ちの存在があるんですね。

箱根駅伝の白バイ隊員に関する新しい情報が入ったら、追記予定です。

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